行列のできないファラフェル屋

パリのマレ地区にちょっとしたユダヤ人街があります。観光ブックにのっている世界からの観光客で行列のできファラフェルサンドウィッチ屋さんとは別のファラフェル屋さんへ。

ファラフェルボールは揚げすぎて衣が厚くて硬いのはイヤ、
もっとフレッシュなキュウリやトマトが入っている方がいいとか、
ピタプレッドはモチっとしているのが好きとか、外で食べるご飯になにかと
私は本当にいちいち好みが細かい。

パリに行って気付きました。
私はフランセーズと味の好みが合致する。カフェやビストロ、お惣菜屋、
行く先々でうるさい私を黙らせる。

20年前のパリで何気に入ったカフェで食べたスモークサーモンがやたら美味しかった記憶があり、今回も食べてみまた。やっぱり脂がのって、甘くてとても美味しい。
パリのお店は自家製スモークが多いそう。納得。

確信したのはル・ボン・マルシェの最先端食品館で発見した京都の抹茶チョコートクッー。京都で数年前に見つけて、これは久しぶりに美味しいお土産系クッキーだなと感動して
以来、1度も食したことのないそれとパリで再会するなんて。
バイヤーさんのお眼鏡に叶ったそのパッケージが突如目の前に現れた瞬間
にゆるぎない確信をしたのでした。

パリのファラフェルサンドウィッチは私のこうあって欲しいを全部クリア。
ファラフェルボールが柔らかい。たっぷりタヒニソースが新鮮野菜をふにゃっとさせて最高。それどころか、想定外の揚げたてのナスがのっている!

今までユダヤ人の多いニューヨークのが一番でしたが、マレ地区の行列のできないファラフェルサンドウィッチ屋が私の中で一番となりました。

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