湾岸中東で定番ミントレモネード

ドバイでもよく見かけたミントレモネード。お店の人に聞いたら、湾岸諸国の定番みたい。オマーンではミントレモネードをたくさん飲んできました。滞在した3月下旬のオマーンは日本の真夏です。日中、一番暑い日で30度超えたかも。毎日、日の出が待ち遠しくて、日の入りが寂しくなるほどのオマーン滞在でした。日本では日の出、日の入りの時間はほぼ意識していないのに、オマーンでは毎日チェック。遠くのモスクから礼拝の呼びかけを告げるアザーンを聞きながら、日の出前には起きて、明るくなったら部屋から飛び出して外の空気を吸いに行き、そのまま朝の柔らかい日差しの中で小鳥の声をBGMに読書と日光浴。なんとも贅沢な朝の過ごし方をしていました。オマーンの男性は白(他にも色あるようですが)の長いスモックみたいな民族衣装にお決まりの帽子(KUMA)かターバンを巻いています。オマーン独自の伝統文化。少年も青年も中年も老人も民族衣装を身にまとっていました。女性はアバヤという黒のマントのようなもので全身を隠しています。でも唯一見えている顔のアイメイクはものすごくド派手なんです。(←首都マスカットの場合)ただでさえ、ぱっちり目でふさふさの睫毛だろうに。。。いったいどんな女性をビューティーアイコンにしているのかなと疑問に思っていたのですが、街のカラーコンタクトレンズ屋さん(やはりアイメイクにすこぶる貪欲の様子)のポスターに、いました!なんと!おおお!キム・カーダシアン!!!キム・カーダシアンはアラブっぽさをも彷彿とさせるエキゾチックな美人です。コントアーメイクに火をつけたキムのメガ級アイメイクを理想としているのかも。さらに、アバヤの足元、これまた10cm以上あるピンヒールをはいた女性もいました。私が目撃したアバヤに隠されたオマーン女性のファッションでした。よくみかけた足元はフラットのサンダルです。礼拝前にお手洗いの水道で足をあげて洗っている女性も。その際、なるほどフラットのサンダルはぬぎ履きしやすいなと思いました。


さて、ミントレモネード。太陽がギラギラ照りつける日中、水分補給をしなければ、真剣に危険な状態になります。ミントレモネードは通常のレモネードに生ミントの清涼感が加わった美味しいドリンクです。せっかくの湾岸定番ドリンクなので、オマーンではミントレモネードをオーダーすることが多かったです。フレッシュな搾りたてザクロジュースや人参ジュースも美味しかった。浴びまくった紫外線ケアには人参ジュース。搾ってくれるフレッシュなコールドプレスジュースはいたるところにメニューにあります。ドバイでは毎日スイカジュースでした。

オーダーしてから搾ってくれる人参ジュース。

この店は味しかったので昼と夜、2度行きました。夜の写真は木曜夜(日本でいう金曜夜)で、オマーンの若者たちがピカピカの車で大集結していました。オマーンでは車が汚いと罰金があるらしく。。。英国人のオマーン滞在記ブログに書いてありました。外国人労働者が日中、駐車場の車を拭いている姿をよく見かけたのはその理由かな。もちろんそれもお仕事で。

濃いザクロジュース、美味しかった。