PARISのコールドプレスジュースと映画

老舗デパート、ボン・マルシェの別館エピスリー（食料品店）はフランスの伝統から最先端の食が集合した夢のような場所。美食大好きな私にはパラダイスです。フレンチモダンのプレゼンテーションの洗練された美しさにも圧巻です。丸々12日間（早朝到着、深夜出国10泊）いた間に3度も訪れました。ライフスタイル全般の別館になっていて、インテリア、ホームウエアやキッチンウェアも充実。パリじゅうにあふれる優美なロココ装飾が飽きたら、吹き抜けがかっこいいコンテンポラリーフレンチのレストランもおすすめです。

パリに行く前にR.A.W.レッスン生や仕事を一緒にしているメーカーの担当者さんにおすすめされたこのエピスリーにはコールドプレスジュースが販売されています。パリのカフェにはフレッシュスクイーズドオレンジジュースやレモンジュース、スムージーもあります。特にその場で絞ってくれる新鮮なオレンジジュースは街中やマルシェでよくみかけ、パリの定番のようです。

パリのコールドプレスジュースはメーカーも色々あって、瓶も色も美しい。フレッシュアーモンドミルクもなめらかでサラサラ、ほどよい甘味、今まで飲んだアーモンドミルクでも最高クラスでした。コールドプレスジュースもこれまた、材料選択、配合バランス、水のようなテクスチャー、どこをとっても最高クラス。

フランセーズの発達した味蕾に敬服です。とりあえず安易に材料をいれて絞るというワイルドなジュースではなくて、繊細。すごいなフランセーズ。

ところで、パリから帰国後のフランス映画がおもしろくて。帰りの機内で観た体当たりドキュメンタリーコメディ映画『Connasse, Princesse des coueurs』がパリの余韻に浸りながら最高に笑えたので、最高におすすめなのですが、日本では配給されそうにないかも。。。ですが、ジュリー・デルピー監督・主役のロマンティックコメディ映画、『パリ、恋人たちの2日間』、『ニューヨーク、恋人たちの2日間』おすすめです。