日常からCLEAN EATING

今、クリーンイーツとかクリーンイーティングという表現がウェルネル・ヘルスフード界ではトレンドです。クリーンを日本語直訳で当てはめると「清潔な」「衛生的な」になりますが、ここでいうクリーンは私がよくいう「賢い食の選択」にあたります。

私のR.A.W.レッスン、雑誌やブログで度々この「賢い食の選択」が登場します。日頃から食の選択の意識を高くしましょう。という提唱です。お肉は食べないで菜食だけがいいよとか、ローフードが一番いいというようなエキセントリックな選択ではありません。要するにクリーンイーティングはムダな毒素を溜めない食品を選ぶということです。

例えば、少し例をあげてみましょう。


(アンクリーンフード)

化学調味料や保存料、添加物、加工品、精製白砂糖・食塩、コンビニ食、市販ドレッシング・ソース、ショートニング・トランスファットを使用した菓子類、成長ホルモン剤・抗生物質を使用されたお肉全般、養殖魚、大型魚、、、


(クリーンフード)

野菜・果物:新鮮、できればローカル、低農薬やオーガニックのもの。常温保存できるものは冷蔵庫じゃなくて、キッチンカウンターに。消費が速くなりますよ。

動物性:牧草育ち、ケミカルフリー、ストレスのない放し飼い、平飼い

魚:水銀含有量が多い大型魚より天然小魚、オメガ3たっぷり天然サーモン、トラウトなど

卵:オーガニック、平飼い

乳製品:ストレスのない環境で育った牧草牛の乳からできたバター・ヨーグルト・チーズ

穀物:全粒粉やグルテンフリーのキヌア、オーツ、雑穀、米など

海藻:産地に気を付けたワカメ、ヒジキ、昆布など

油:コールドプレス製法、ヴァージンココナッツオイル(加熱に強い)、エクストラヴァージンオリーブオイル(少しだけなら加熱に強い)、太白ごま油(加熱に強い)、アボカドオイル(加熱に強い)

甘味料:メープルシロップ、生はちみつ、ココナッツシュガー・ネクター、デーツ、甜菜糖、ステビアなど

ナッツ・種子:良質な酸化していない生ナッツ、チアシード、ヘンプシード、黒ゴマ、白ごま、パンプキンシード、ひまわりの種など

スーパーフード:ローカカオ、マカ、アサイー、マキベリー、ビーポレン、ゴジベリー、ざくろ、カムカム、、、など

ナッツミルク:アーモンド、カシューナッツ、クルミ、マカダミアナッツから作る新鮮なナッツミルク


写真はランチにフォーカスしてみました。私の場合、プラントベースなのですが、何を食べるかではなくて、どんな素材を選ぶかが重要。本物を知り、良質な素材を知ればしるほど、味覚が鋭敏になり、たいがいの外食がそんなに美味しいものではないとわかってくるはず。それならば、自分で素材を選んで、自分好みで作った方が幸せ。


(いつかのランチ1)写真上

ストウブで蒸し焼き(炊いた)にした有機野菜にパリで買ってきたハーブミックスと黒胡椒と海塩とエクストラヴァージンオリーブオイル


(いつかのランチ2)

エクストラヴァージンオリーブオイル、海塩と有機スパイス&黒胡椒で味付けしたキヌア

有機きゅうりのピリ辛和え(ヘンプシード、有機生しょうゆ、七味、太白ごま油)

ケールと有機生コーンにキヌア

(いつかのランチ3)

ケールと有機生コーンのサラダ

有機ブロッコリーと有機にんじんのストウブで作ったハーブで味付けした温野菜

おなじみイスラエルサラダは大定番。

夏野菜が美味しい暑い季節がやはり美味しいですが、空気が乾燥した寒い季節も喉と体が潤うので、年中食べています。