醤油と味噌に反応するヒスタミン不耐性


あれこれたくさんお話したいテーマがあるのですが、まずはタイトルにあるように自分の生体弱点を判明できたのが昨年後半。さらに年明けに参加した古武術由来の動作術レッスンで自分の退化部位を知ってしまい(少しショックではありましたが知れてよかった。これも記事にしますね)、45になっても日々チャレンジ・驚き・新しい発見の連続。。。。新鮮で刺激のある楽しい人生を送っております。

まずはじぶんのヒスタミン不耐性について。

去年から引き続き、仕事以外で今一番フォーカスしたいことがヴィパッサナー瞑想。この心のデトックス法(生きる知恵)を訓練し続け、もっともっと自己を解放してみたい。昨年のゴールデンウィークに初めて10日間瞑想合宿コース(@千葉)に参加してから、半年後の10月後半から10日間は瞑想修行者を支える合宿の奉仕(炊事や掃除)へ京都まで行ってきました。初参加の際はブログにも書きましたが、私は注意力散漫な傾向があるので、瞑想への集中をより確かなものにしたくて、出していただいた和菜食はあまり食べなかった。。。後でわかったのですが寝食を共にした参加者たちに心配されていたほど。。。食の選り好みをしたのは今となっては心の執着やエゴがあらわれたひとつのデトックス症状だったのかもしれないなと振り返ってみたり。何を避けていたかというと、食べた後に微かな疲労感、気分が落ち着かなくなる醤油・味噌を使用したものは注意深くなっていたのです。でも、それは自分の生体的には正解だったというのがわかったのが、自分がご飯を作る立場になった奉仕をした秋の合宿でした。


奉仕は完全ボランティアで瞑想者のために約70名のご飯を作るというお仕事がメイン。この10日間をこの際、お醤油と味噌を献立通りにしっかりいただくとどうなるのか!と自分自身の人体実験をしてみました。和食の基本はお醤油に味噌ですから、ほぼ使わないメニューはないほど。私の食生活にはもはや3年ほど使用していない食材たちです。実は、意識しないで自然消滅のような形で消えていきました。なくてもまったく気にならない。。。あぁそういえば、ぜんぜん使っていないやくらいの勢いで3年です。理由は先述した通り、食後の疲労感のようなものと、いつまでも醤油や味噌が体にいる不快感があったので。例えば和食膳のようなものを外でいただくと、とっても美味しくいただくのですが、あと半年は和食はいいやってなるんです。(醤油の効いた汁のお蕎麦やおうどんを食べた後、ぐったりすることはないですか?)なので、お醤油と味噌を常備してなくても一向に気にならない。そして、お味噌と醤油を摂取しないほどコンディションが高まっているとさえ感じていましたから。


さて今回の実験。3日目くらいからだんだん反応。くちびるの腫れ(かすかなヒリヒリ)と口の周りの熱を帯びた赤み(かすかな火傷のような痛み)。4日目から6日目はかなりピークでした。顔が痛い!頬の辺りも赤くなってこわばってる。痒いのではなくて、ヒリヒリします。そしてまぶたが重い~~。まぶたが腫れていました。作る立場としても、醤油を加減しながら調味をしていくので、味見を直に口にしていたので、お醤油の高濃度ヒスタミンが体内に溜まってきた模様。


もともと高濃度アミン体→ヒスタミンをうまく分解できない体質だったんですね。過去20年の何度か経験した謎の全身じんましんの原因(何を食べて、どんな状況か記憶鮮明)がわかってよかった。自分の弱点を知れば、上手に避ければいいですからね!誤解のないように言っておくと、和菜食は大好きですよ。醤油とお味噌の味付けに安堵を覚えるし、やっぱりおいしいなぁって思います。伝統食の醤油とお味噌を否定をする気はないし、むしろ書いていて自分の体質にあぁ残念だなと思っています。ただ、おもしろいのは、醤油とお味噌以外のヒスタミン反応する食材(個人差あります)を食生活から外していたというところが自分の感度をほめてあげたい。 食べたあとの気分や少しの違和感や微細な身体の反応が、そうさせていたのでしょうね。


じゃぁ、いったいお醤油とお味噌を使用しない味付けや調理はどうなるの?とかなり疑問をいだかれるでしょう。よく考えると私は中東料理、地中海式料理のような基本がオリーブオイル、レモン、天然塩、辛くないスパイス、ハーブの味付けが大好き。これはよく調べると私のヒスタミン不耐性にマッチした食スタイルだったのです。

では日頃の食事(レッスンメニューも当然の私の日常食です)はどういう風になるかというと、写真上の感じです。グッドファット、ハーブ、スパイス、ナッツミルク、ココナッツミルク、天然塩、コンブチャ、アップルサイダービネガー、柑橘、、、たくさん豊かな味を楽しんでいます。


✔️ボイルした人参とブロッコリーのディルとオリーブオイルあえ

✔️ケールのギー炒め

✔️焼き芋にバジル入り中東サラダのせ

✔️レタスと大葉のコンブチャとオリーブオイルマリネ

✔️ギーターメリックライス


とはいえ、瞑想合宿の和菜食のメニューがどれもこれも美味しくて、和素材の良さや味を再確認もできました。またの記事にしたいと思いますが、お味噌に関してはもしかしてヒスタミン不耐性かもしれないと心当たりのある方がいるかもしれないので、負担のかからないお味噌があるので、お伝えしておきますね。それは発酵していない「白味噌」(水飴が入っていない京都産の白味噌があります)です。日常使いを始めましたが、問題ないです!WOONINオリジナル白味噌スープのレシピなども記事にしていきますね。そして、お醤油もヒスタミン反応せずにマイルドに使用できる方法がありますので、こちらも一緒に参考になれば嬉しいかぎり。


※参照:東京都健康安全研究センターのデータ「発酵食品に含まれるアミン類 」



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